■「中古住宅ってどこが傷んでるのか不安だけど・・・」
■「これからどんなところに、いくらくらいお金がかかるの?」
ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的、また専門家的見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。
住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを行うことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができます。居 住中のご自宅について調べることもあり、不動産仲介業者が物件の状況を消費者に明らかにするために利用するケースも増えています。
診断の方法は、目視で、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本です。
その他、専門機材を使用するより精ちな詳細診断があります。
住宅の診断は、多岐にわたり、雨漏りの根本原因を探ったり、特定の部材の劣化進度を調べたり、「耐震診断」したりすることも含まれます。ここで「ホームインスペクション」と呼んでいるのは、消費者が主に中古住宅を売買する際などに目視で住宅のコンディションを把握して報告するという業務となります。比較的短時間で、可能な範囲で行う「一次診断」といわれます。