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SE金物とは

 
 
接合金物
構造を基本的にフレームで支える準ラーメン構造を実現したSE構法。
1つのフレームユニットで最大8メートルの大空間を造ることを可能にしました。また高さは木造住宅では日本で始めて軒高12メートルまでの建築を認められた構造です。
一般の木造住宅は、軒高9メートルまでの高さに制限されているばかりでなく、ワンルームの大空間を取ろうとしても建築基準法で定められている一定の壁を入れなければならないので、空間が耐力壁によって遮られてしまいSE構法のような開放的な空間は実現できません。
 
 
【SE構法の準ラーメン楕造】
柱と梁を強固に接合した耐力ヅレームと構造用合板で、建物の変形が起きにくい安定した構造を作り、さらに大きな空間や自由な間取りも可能となります。
 
【在来工法】
柱と梁を単純につなぎ、筋交いで変形を抑えるので大きな力に耐えきれません。また、耐力壁(筋交い)で強度を保たせるため、外せない壁が増えてしまいます。
 
【SE柵法の軒高】
木造住宅では日本で初めて軒高12メートル※までの建築を認められた構造です。※軒高9メートルを超える場合は、適合性判定が必要となります。
 
【在来工法】
一般の木造住宅は、軒高9メートルまでの高さに制限されています。
   
 

 
≪≪ 断面欠損を最小にした、地震に強い接合システム ≫≫
 
一般的な木造住宅は、接合部に柱や梁の断面欠損をまねき構造材本来の強度低下を起こしています。
SE構法は大きな揺れに対しても接合部が破壊されないテクノロジーを追求し、独自開発のSE金物を使用した断面欠損の少ない構造によって柱と梁を堅牢に接合し、優れた耐震性能を実現しています。
   
SE金物は100年以上の耐久性を実現
SE金物は、表面をカチオン電着塗装で何重にもコーティングして驚異的な耐久性を実現しています。塩水噴霧試験においても、1000時間塩水を拭き付け表面の状態を調べた結果、表面の一部に極小な劣化は見られたものの、ほとんど試験前の状態と同じ品質レベルを保ちました。 この試験時間は、通常の状態の100年分の負荷を掛けた状態に相当します。
SE金物は、錆や品質劣化を抑えるトップクラスのテクノロジーによって強度を永続的に保ちます。
 
JAS一級品の強度を上回る床・合成
28mm厚の構造用合板を1階床と2階床に敷き詰め、指定の釘ピッチで梁に直接打ち付けます。床を一体型の面構造にすることで、構造を安定させ地震の揺れによる荷重等をバランスよく吸収する構造を実現しています。この構造用合板は定期的に曲げ強度試験を実施し安定した強度品質を実現しています。
   
 
≪≪基礎と直結したSE柱脚用金物でさらに高い安全性能を実現≫≫
   
実物大住宅を使った地震の実験、及びこれまでの震災のデータから、構造が土台部分で破壊されるケースが少ないことにSE構法は注目しました。一般的な木造住宅の土台と柱の接合強度は1.0トンから1.6トンと言われています。この部分の接合が離脱すると家はその部分からの力が加速され倒壊してしまいます。
SE構法では、基礎に直接埋め込んだアンカーで柱脚用のSE構法を固定し、その上に柱を緊結する接合システムを開発。
大地震にも耐えうる13.9トン(170角の柱を使用した場合の耐力を実現しています)
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